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あなたside
この一言が、ざわくんに言えたなら…
わ、私に用があるなんてざわくん以外初めてだよ
え、え?
そ、そうなんだ…
さっき、思ってたことが遠回しになって伝わるかもしれないけど、伝わればいいかな。
まさか、両思いだったとは。
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ざわくんside
大きな声で、誰に質問してるんだ?
って、如月さん?!
変なことに巻き込まれないといいけど…
どんな質問だよ
(;゚;ж;゚; )ブッ
ほんとに、いきなり、変な質問だね
そ、そんなことがあるなんて
(;゚;ж;゚; )ブッ
ど、どうなんだろ…
(;゚;ж;゚; )ブッ
まじで、言ってんの?
その質問は大事だぞ…
(;゚;ж;゚; )ブッ
こっちになぜ振る。
まぁ、僕もホントのこと言いたいしね
まさか、両思いだったとは。
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あなたside
ざわくんも私のことが…?
普通に嬉しい…///
呼ばれた。
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ざわくんside
如月さん、恥ずかしがってる…。可愛い。
そうだな。今しか、チャンスはないのかもしれない。
僕は、呼んだ。
如月さんは凛とした声で、僕の告白に答えてくれた。
END
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!