第14話
13話
あなたstory
『じ〜みんちゃんッ!!』
🐥「わッ!!びっくりしたぁ……」
そう言って私のことを涙目で見てくるのは 5歳の時のじみん。
『いひひ、やっぱりじみんちゃんはじみんちゃんだッ!!笑』
そう言って じみんちゃんのぷっくりとした頬をぷにっとつねる。
🐥「むぅ………僕、男の子!!」
なんて少しふてくされて言うじみんちゃんの事が心から好きだった。
小学生になれば小さい頃のアルバムを出してみては
『ほら、じみんちゃんめちゃくちゃ可愛いんだから!!』
なんて言って 可愛い写真を指さしながらいう
すると
🐥「もう………///」
とか言って 近くにある布を顔まで被っちゃうからとても可愛くて仕方なかった。

そして、中学校。
中学校になれば じみんちゃんはもう可愛いとかそういうのじゃなくて
私の心の中のじみんちゃんもちゃんとした
” 男の子 ” だった。
そんでいつも勉強が出来ていたじみんちゃんに
『ここ!!教えて!!』
とか言って いつも教えて貰ってた。
今は高校生。
今ではもう
手にも届かない所に居るような君
家の距離はそんなにないのに
何故そんなに私たちの距離は国境を超えるぐらい遠いのだろう ____
そして私は
何故あの時あなたが
” まだ俺の事好き? ” なんて聞くか分からない。
ねぇ
ほんとの君はどれなの ___ ?
あなたstory end.
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