第77話
73話
しばらく硬直したままだった。
私も……
てひょんも………
そして
じみんも………
じみんの隣にいる女の子はクラスで1番ぐらいの美女としてしられてる女の子で
👩《あれ?あなたちゃんとてひょん君達?!》
なんて言って 手をふりふりしている
正直言うと可愛い。
『こ、こんにちは……?笑笑』
👩《2人でいるけどもしかして……!!ふふっ笑笑》
なんて言って にやにやしてる女の子。
『別にそんなんじゃないよ笑笑』
そう言うと
👩《そうなんだ!!私は今日 じみなとデートなの!!》
なんて少しだけ頬を赤らめて言う女の子。
でも私は知ってる。
あなた だけじゃないんだよ
じみなは毎日違う子といるんだから。
そう言いたかった。
だけど、言ったらどんな顔をするのだろうか
そう思えば言う気にもなれなかった。
👩《そういえば、さっきからかたまってるけど じみなとあなたちゃんって知り合い?》
そう聞いてくる 女の子。
ほら、貴方何もじみなのこと知らないじゃん。
重々しく口を開いたじみなは
🐥「ううん、知らない。」
🐥「ただ単に家が隣で……」
🐥「赤の他人だから。」
私は何も言うことが出来なかった。
確かに今の私はあなたにとって
ただの他人にしかすぎないのかもしれないね ___
そう思うと何故か
涙が止まらなかった
するとね
人間の友情の力っていうのは時に凄いものに変わる。
てひょなは隣で今まで聞いたこともないくらい低い声で
🦁「いい加減にしろ。」
確かにそういった。
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