第162話
season 2 .
『じみん!!』
そう言って隣にいるじみんの肩をとんとんと叩く。
🐥「おッ!俺ら一緒のクラスじゃん笑」
『そうそう!!私たちやっと一緒になった!!笑』
🐥「いや、1年、2年の頃は嫌になるほど離れてたしな笑」
そう言って くすっと笑う じみんはまるでいつかの日の君じゃないみたい。
今でも思い出すよ。
丁度2年前のじみんは私に向かって
「 そのじみんちゃんって呼び方やめろ 」
とか、確か言ってたよ((
そう思うと
『ふふッ』
🐥「………なに笑ってんの」
『なんでもない笑』
🦁「いや〜、朝からアツアツなところ悪いけれどさぁ?!」
🦁「 一応!! 俺も同じクラスだから〜!!」
🐥「あ、まじか( ˙-˙ )」
🦁「えぇ、何その反応……笑」
『てか、今日もぐくは遅刻?笑』
🦁「やっと俺ら3年になったのに笑」
🐥「さすが遅刻魔」
🐰「誰が遅刻魔だって?💢」
『あ、ぐく!!』
🐰「てか俺も一緒だし」
🦁「おぉ!!仲良しチーム復活だね!!」
🐥「幼稚。」
🦁「なッ!!」
🐰「てか俺らが仲良かった瞬間あったっけ」
🦁「ちょい!!」
『笑笑』
クラス表の前でこうして笑っていると
👩「ちょ、私のこと忘れないでよちょっと」
そう言いながら てひょん と ぐくの背中をばしっと叩く じうん。
🐰「おい、怪力ばばあ」
👩「ちょ、!」
🦁「じうん、おはよう笑」
👩「私も一緒のクラスだから!!」
『ほんと!!』
👩「うん!!」
今年はみんな一緒のクラスのようです。
みんなで教室に着くと
私たちのクラスだけ一際ざわざわしている。
ちらほらとこんな声が微かに聞こえた。
【転校生、超可愛くね?】
〔今年の新任の先生の妹らしいよ〕
【え?!】
👩「可愛い子?」
🦁「まじで?!」
🐰「いや話飛びつくかよ」
なんて言いながら入ると
『か、可愛い……』
すごく可愛い子がちょこんと座っていた。
その子は一瞬振り返った。
私はその時のじみんの顔を今でも忘れない。
🐥「そ、そぅちゃん……?」
👩「あ、ちむ君!!」
🦁「え、えと……?」
🐰「急展開……?」
👩「いけめんどこかな」☜
『じみん……?』
これからもなんだか
波乱の予感です…………
season 2 Prolog END.