てひょんside.
あなたが派手に じみんの事をビンタした後すぐに出ていってしまったもんだから必死で追いかけた。
だけど途中でどこ行ったか分からなくなっていろんな場所に走っていった。
その時の僕といえば、休みなしに必死に走ってた。
こんなに誰かのために走るのは初めてだった。
そしてやっと見つけた。
見つけた時には冬ではありえないくらいの汗の量で
それでも話しかける時は必死に息を整えて
平気なフリして
余裕なフリして
🦁「ねぇ、勝手に居なくならないでよね笑」
なんて言ってみた。
僕の目に映る君はまだ笑顔には程遠い顔で
僕は早く
君を笑顔にしたい ___
next
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。