じょんぐくstory
🐰「なんか二人ともどっか行っちまったよな、電話も繋がんねぇし」
👩「私もかけてみてもダメだったよ」
🐰「それにしても…」
🐰「あなたは怒ったような顔してて、てひょなはそれを追っかけるように行ったよな」
👩「それ」
👩「てかさ、あんたまだ告白してないわけ?」
🐰「は?そんなんとっくに……」
👩「まぁ あんまり言わないけどさ、私は」
👩「あなたがそれで幸せだって思えるような選択するんだったら ” どっち ” となっても応援するよ」
🐰「………どっちって?」
👩「は?あんた気づいてないの?」
🐰「……?」
👩「てひょん、自分では気づいてないようだけどあれは相当あなたのこと好きだよ」
🐰「てひょんが……?」
👩「うん」
俺は本当に知らない
きっとそれは俺の勘違いではない。
そして
実は俺はもう1つずっと思っていたことがある。
” 今までどうして てひょんは家族の話をしない ” _____ ?
じょんぐくstory end.
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!