『あ……』
🦁「本来なら怒ってるとこだけど、僕もちょっと取り乱したとこあるからこれでチャラね!!笑笑」
『てひょん……』
🦁「ん?笑笑」
『ありがとう……』
🦁「ねぇ〜!!そういうのしんみりするからや〜め〜てッ!!笑笑」
『ふふっ笑笑』
🦁「でも良かった」
『え?』
🦁「笑ってくれたから」
🦁「僕ね、なんだかあなたが笑ってればいいとか最近思ってるの」
🦁「だから今日あいつにあなたが好き勝手言われてるの聞いてたらなんか腹たってさ笑笑」
🦁「怖がらせてたらごめんッ!!」
『あ、いや、むしろありがとうね』
🦁「でも不思議だよね〜」
『え?』
🦁「僕さ、こんなに必死になって人の事庇ったことないし こんなに守りたいと思った人実は初めてなの笑笑」
🦁「この気持ちってなんだろうね?」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。