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第4話

#3
546
2018/11/28 02:58
シンと静まり返った家の中。


朝はあんなにバタバタしてるのに...





ふと、まさにいが言ったことを思い出す。
" そーだ!あなたも一緒に行けばいーんだ!! "



私なんてついて行って迷惑じゃないのかな、?

どこか喉の奥が突っかかる感じがした。





__ ピロリンッ



ケータイが緑色に光る。



ごめーん!
俺の部屋にCDあるよね?
持ってきて欲しい!



さとにいからの忘れ物LINE。


...ハァ




私は家を出て、タクシーに飛び乗った。





______________________________



さとにいに言われて向かったのはフジテレビ。

何回も忘れ物届けに行ってるから、あとはここでマネージャーさんが来るのを待つだけ。





??)あれ、あなたちゃん??


聞き覚えのある声がして振り向く。



あなた)斗真くん!?


パーっと走ってきてくれたのは生田斗真くん。

じゅんにいのお友達で、芸能人。




斗真)どうしたの?


あなた)あー、忘れ物届けに来たの。斗真くんは?



すると、キョロキョロ辺りを見回して耳元で囁いた。


斗真)"俺、今日のVS嵐のプラスワンゲストだからさ"



ほぇー、、納得。







??)すみませ〜ん!あなたさん!


斗真くんと話していると、マネージャーさんが来た。


あなた)こちらこそ何度もすみません...あ、これ、お願いします。


持ってきたCDをマネージャーさんに渡した。


マネ)ありがとうございます。しっかり大野に渡してきます。


あなた)はい、では、、


CDも渡したし、帰ろうとした所をマネージャーさんに呼び止められた。


マネ)実はですね、今日のVS嵐の観覧、一席空きが出来てしまって...ご覧
になられますか?


えっ...


あなた)えっ、良いんですか?

マネ)こちらとしては全然、むしろお願いしたいです(ペコリ)



斗真)いーじゃん!俺の活躍、しっかり見とけよ??


ぶんぶん腕を回す斗真くんが何だか面白くて、思わず笑ってしまった。



あなた)ふふっ、じゃあ、、お願いします!

マネ)良かった!こっちです!!








急遽、にいに達に内緒で仕事現場に潜入することになった。(言い方)


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