ジンside
正午___________.
2年の月日が流れ今日やっと皆と会える
そう思い、事務所に向かう
いつも来ている事務所なのに今日はいつもと違って見えるのは
この日がとても自分の中で特別な日だからだろう。
ただ今日僕が会うメンバーは6人だけ
あなたは、今頃アメリカの方でツアーの為の準備を行っている頃だろう。
まだ誰もいない事務所の前に立ちみんなが来るのを待つ。
少し待っていて来たのは、ホソクだった。
そう話していると次々にほかのメンバーも来てあっという間に7人が揃った。
相変わらずのメンバーを見て
やっぱりこの場所が1番居心地がいいと感じる
この7人で 皆で会いに行くのは久々で少し緊張する。
そんな項垂れているユンギを見て呆れつつも
僕ら全員がまだ諦めていないとみんなの顔を見ていて分かった。
すまん、ユンギ……
僕だけじゃない、皆だよ……
わちゃわちゃと2年間の時間が嘘のように楽しく会話をした。
やっぱりここだ……
僕が僕らしく居られる場所はやっぱり
BTSとしての僕なんだ………
改めてそう感じた…
to be continued…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。