第4話

第4話
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2020/05/15 04:46
あなたside






家の片付けを終えてから事務所に向かった。





集合時間はとっくに過ぎているからきっと皆事務所の中に居るのだろう。


今日 私が韓国に帰ってくることを知ってるのはパンPDニムと今までのマネージャー2人だけ



つまり、メンバーにはサプライズで会おうって言う計画を立てている。



事務所に入って、パンPDニムがいる部屋の前に立つ。





中から皆とパンPDニムが話している声がうっすらと聞こえる。






この中にみんなが居る。




そう思うと、嬉しくて口元が緩むのがわかる気がする。





ドアをノックして部屋に入る。
(なまえ)
あなた
皆さん、お久しぶりですね
元気にしてましたか?
私の声が聞こえてみんなが一斉に振り返った。







久しぶりに見た彼らはとっても驚いた顔をしてこちらを見ている。
(なまえ)
あなた
フフッ……すごい顔ですねㅋㅋㅋㅋㅋ
パク・ジミン
パク・ジミン
え、え、え!?
な、なんでここにあなたがいるの!?



ナイスリアクションしているジミン오빠
(なまえ)
あなた
何でって…
いちゃ悪いですか?
キム・ソクジン
キム・ソクジン
いや、悪くないよ…むしろ嬉しいよ。
でも、今アメリカにいるんじゃ…
チョン・ジョングク
チョン・ジョングク
そうだよ!帰ってくるのは明後日ってネットに書いてあったよ!
(なまえ)
あなた
私が無理言ってパンPDニムに2日早い航空券を手配してもらったんです。
キム・テヒョン
キム・テヒョン
え、じゃあなんで今日のネットニュースに書いてないの?あなたが帰ってきたらニュースぐらいにはなるでしょ?
(なまえ)
あなた
予めマスコミには明後日帰ると発表してましたし、私が帰ってきたのが夜中だったのでお客さんも記者の人も誰もいまなかったので情報が漏れる心配もありませんでした。
(なまえ)
あなた
サプライズで皆さんにあってどんな反応するのか見たかったんです。とってもいい反応もらえましたㅋㅋ




そう思い一人一人の顔を見る。






最後に向けた人は私が1番愛してやまない人
(なまえ)
あなた
…………ユンギ오빠





目の前まで行くと2年前と変わらない私の大好きな目を私に向けてくれた。




(なまえ)
あなた
ユンギ오빠…私、会えなくてすごく寂しかったんです……これからは、ずっとそばに居てくれますよね?




こんなこと2年前の自分なら恥ずかしさが勝って言わなかっただろう。







でも、会えなかった寂しさからなのかユンギ오빠を見て自分の気持ちを止めることなんて出来なかった。



思ってることがスラスラ出てくる。




私が笑えば、ユンギ오빠は同じように笑い返してくれる。




その照れくさそうに笑う顔が何よりも好きなんです。
ミン・ユンギ
ミン・ユンギ
ああ、ずっとそばにいてやる。
おかえり…あなた






その低い独特の声で私の名前を呼ぶのも








2年前から私より少し低いその身長も







大きくてゴツゴツした男性らしい手で頭や頬をなでられるのも













全部が2年前と変わらない…







ずっと、会いたかった私の愛おしい人




(なまえ)
あなた
……ただいま……









to be continued…。
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