第2話

風紀委員の人
277
2018/03/26 09:15
クロノス学園の女子寮カイロス寮の生活にも慣れたころ。夜までスマホをいじっていた。八神のの(やがみのの)チュンチュンという鳴き声が窓の外からしたので起きた。うぅーんふぁーーあきっと寝てたんだろうなと思いながら、時計を見ると8時。完璧遅刻!
中学で陸上をしていたがこれでは間に合わない
急いで真新しい白の制服に身を包み、この前ショートに切った髪の毛をクシでとかし綺麗なローファーを履き、寮をでた
門の前では風紀委員が目を光らせて遅刻者チェックをしている
ののはすっかり忘れていた今日が遅刻者チェックの日ということを
足元にあった石を咄嗟に手に取り空の缶のゴミ箱に投げ入れた。
ガランガシャンという音がして
風紀委員の人が「雪乃!今の音はなんですか?チェック!見に行きましょう!」
よし!上手くはいったらしい!
門の前にもう風紀委員がいないことを確認し、走って門の中にはいった
「遅刻者1名。名前は?」
気づかなかった、まだ門の中に風紀委員がいることを
しかも、学園の中で恐れられている鬼の修行「奏」だった
でも、怒られるのはやだから
「え?遅刻してないですよ?」無理を承知で言ってみた
「遅刻した上に言い訳ですか?これは反省文1枚では済まされませんね」
地雷を踏んでしまったようだ
でも、そこで挫けたらダメだ!と謎の自信が出てきて走って靴箱に行った
「っ!こら!」
風紀委員さんも大したことないなぁー
と思いながら、急いで靴を履き替え、階段を2段飛ばしで駆け上がり、教室についたと思ったら、、、






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