第17話

336
2020/03/04 03:00
あなた

私はユンギさんのことそういう風に見たことないです。

ユンギ
そう……。
そう言って、前を向いた。
ユンギさんの横顔はどこか悲しそうに見えて胸が痛かった。
嘘です……。












ユンギさんのこと好きです。
大好きです。
でも、それは言っちゃいけない。
ユンギさんのこと好きだって言ったら…
私…きっと色んな人に迷惑をかける。
だから諦めなきゃ行けないんだ。
そこからは、お互い何も話さないままですぐに駅に着いた。
ユンギ
じゃあ、俺こっちだから
あなた

は、はい……

ユンギ
俺が言ったこと気にするなよ?
いつも通りでいて
あなた

え?

ユンギ
でないと、俺が辛い…
あなた

……

ユンギ
あなたが好きじゃないって聞いて悲しかったけど、それよりも気まずくなって話さない方がもっと辛いんだよ(苦笑)
今にも泣きそうな顔で言われる。
それで、私も苦しくなったんだ。
あなた

は、はい!
いつも通りいます!また、お店来てくださいねユンギさん!

ユンギ
ああ、じゃあな…
あなた

はい!お気を付けて

そう言って、ユンギさんは電車に乗った。



to be continued…。

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