第7話

405
2020/01/14 15:48
その日は、わからぬ感情を持ったまま眠りについた。
翌日もユンギさんに対しての感情は残ったままで学校に向かった。
ジョングク
あ!あなた!
おはよう!!
あなた

おはようジョングク。

ジョングク
あれ、なんか元気ない?
あなた

いいや、元気が無いわけじゃないんだけど…。

ジョングク
何かあったの?
ジョングクに話してみようかな…
あなた

実は、昨日バイト先に高校生の人が2人来てくれてね
どっちも男の人なんだけど、片っぽは常連さんでもう一人の人は初めての人だったの

ジョングク
うん、
あなた

バイト先で私が落し物したのを新しく来た人が届けてくれたんだけどそれからなんか変なんだよね。

ジョングク
どういう風に変なの?
あなた

こう、胸がギューって締め付けられる感じで
痛いんだけど、辛くないの…。
それで、その人のこと考えてしまうの…。

ジョングク
……そっか。
あなた

これって…もしかして病気…かな?

ジョングク
え?あぁ…うーんと僕も分かんないや笑
あなた

そっか…そうだよね笑

ジョングク
うん、ほら早く行こ!!
あなた

うん!

ジョングクside
単刀直入に言う。
僕は、あなたが好きだ。
高校の入学式の時たまたま隣に座ったあなたを見て一目惚れした。
人見知りなのにあなたのことが知りたいから自分から声掛けてアピールしたり色々してるのに鈍感すぎるからあなたは、全く気づかない。
2年になってからバイトを始めたあなたにかなり不安があった。
学校でもかなり美人で人当たりもよく誰とでも分け隔てないあなたに好意を抱いている男子は多い。
バイト先で出会いがあってその人と付き合うなんてことになったら僕は立ち直れない。
僕の願いとは裏腹にあなたは、バイト先で高校生の人と出会って
自分では気づいてないけど胸が締め付けられるなんてそんなの『恋』としか言えない。
ジョングク
あぁ…あなたが恋か…。
僕のものになってくれたらどんなにいいのかなんて考えた。


告白してしまえば済む話なのは分かってる。


でも、関係が崩れるのが怖い。
臆病な僕だからその高校生の男の人に先越されてあなたを取られちゃうんだろうな。
好きだから、あなたには幸せになってもらいたい。
でも、自分の1年ぐらい思い続けていた感情は直ぐに諦めきれる訳でもない。
だから、せめてまだ好きでいさせてください。
to be continued…。

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