第37話

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2020/08/16 10:32










やる気のないままだったけど、授業にはちゃんと出た。





先生の話はずっと聞き流していたけど後ろの方の席にいたのが幸い全く注意を受けなかった。



今日もバイトがある。





このままではダメだと腹を括りバイトをする時だけユンギさんの事もジョングクのことも忘れようと決めた。
あなた

仕事をするんだもん。
私情は持ち込んだらダメだよね…






制服に着替えて淡々と仕事をこなす。



平日の4時という事もありあまり人は少ない。




カランッ…カランッ…




ドアに付いているベルが鳴る
あなた

いらっしゃいませ!

マスター
いらっしゃい〜
ジン
お?あなたちゃんだ!





下に向けていた視線をドアの方に向けるとジンさん達7人がいた。
あなた

あ、ジンさん…

あなた

いらっしゃいませ!

ユンギさんもジョングクもそこには居て、さっきまで忘れていたのに急に思い出してしまった。





何とか嘘の笑顔を見せて接客をする。
ジン
…?
あなた

ちょっと待っててください!
今テーブルくっつけますね!!

ホソク
ありがとね〜!





7人多い人数での来店は彼ら以外あまりない。




テーブルも最高は4人がけの席




だから、彼らが来た時は必ず私がテーブル、椅子をくっつけてその席に座ってもらってる。
あなた

どうぞ!







全員が席に着いたのを確認してからお水を取りに行く
あなた

これ、お冷です!

ナムジュン
注文してもいい?
あなた

あ、はい!どうぞ!

ナムジュン
コーヒー3つとカフェオレ2つあと、ブレンドティーを2つお願い
あなた

コーヒー3つ、カフェオレ、ブレンドティーを2つずつですね!以上でよろしいですか?

ナムジュン
うん、お願いします!





注文を取り厨房に戻る。





今までと何も変わらず普通のお客さんとしてジンさんは来てくれているようで、少しだけ緊張していた心が落ち着いた気がする。






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ジョングクside





今日俺は、あなたに告白してしまった。





いや、好きだと伝えただけで告白と言うのか…
でも、答えは知ってる。







あなたは絶対ユンギ형が好きなはずだ。
自分のことを見てくれないと分かっていながらなぜあの時告白したのか分からない。






ただ、傷つくだけなのに……

それに、今日のあなたはなんだかとてもつらそうに見えた。






それに追い打ちをかけるように言うなんて本当に最低だよな…
あなたからの返事はもちろんNOだし、






分かっていたから良いんだけど……




でも、やっぱりちょっと



いやかなり辛い……










さよなら、俺の初恋………






to be continued…。

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