第29話

309
2020/04/10 14:06
日が沈み初め外がオレンジ色に染まり始めてきた頃


時間も時間でみんなこれで解散という時にユンギさんが来た。
ジン
あれ?ユンギ遅かったな
ユンギ
いや、ちょっと女子を巻くのに手間がかかっちゃって…

そう言うユンギさんは走ってきたのか息を上げていた。





まだ私には気づいていないみたいだ。
テヒョン
それにしても、ユンギ형良いよねぇ〜
この前の試合で3Pシュート4本も入れたから女子たちにモテモテで…
ホソク
隣の女子校の生徒もユンギ형にメロメロとか言ってましたよ?
ユンギ
うるせぇよ…別にモテたくてモテてるわけじゃないし…





そう言って、横を向こうとした時に私が目に入ったのか目を大きくして固まった。
ユンギ
え……何でここに……
あなた

あ、ユンギさん……えっと……

どうやって答えたらいいのかわからなくて迷っているとジョングクが口を開いた。
ジョングク
ユンギ형 俺らの友達なんだからここにいて当然じゃないですか!
ユンギ
そ、そうか…そうだよな…ははっ……
かわいた声で笑っているがその動揺は隠しきれていない。




やっぱりユンギさんに嫌われたかな……


こんなあからさまに戸惑った顔されて…


そりゃそうなるよね。




1度告白を断ってるんだし



もう私なんて興味無いのかもしれない…


だって、色んな女の子達から告白されてるんでしょ?


色々お誘い受けてるんでしょ?




私みたいな普通な女より綺麗な人の方がずっといいと思う




私……きっともう失恋したんだ。





やっぱりお客さんに恋しちゃいけないんだ。





もう、恋なんて………








to be continued…。

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