日が沈み初め外がオレンジ色に染まり始めてきた頃
時間も時間でみんなこれで解散という時にユンギさんが来た。
そう言うユンギさんは走ってきたのか息を上げていた。
まだ私には気づいていないみたいだ。
そう言って、横を向こうとした時に私が目に入ったのか目を大きくして固まった。
どうやって答えたらいいのかわからなくて迷っているとジョングクが口を開いた。
かわいた声で笑っているがその動揺は隠しきれていない。
やっぱりユンギさんに嫌われたかな……
こんなあからさまに戸惑った顔されて…
そりゃそうなるよね。
1度告白を断ってるんだし
もう私なんて興味無いのかもしれない…
だって、色んな女の子達から告白されてるんでしょ?
色々お誘い受けてるんでしょ?
私みたいな普通な女より綺麗な人の方がずっといいと思う
私……きっともう失恋したんだ。
やっぱりお客さんに恋しちゃいけないんだ。
もう、恋なんて………
to be continued…。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!