その日は、想像よりも早く仕事が終わり
ジョングクといつも待ち合わせとして使っているご飯屋さんに来た。
2人とも食に目がないせいかここに来ると口数が極端に減る。
それもどれも美味しいから、食べることに集中してしまうというのが理由なのだけど……
忘れてたとか言わないよね?
まじかよ……
今まで持っていた箸を置き、姿勢を正してこちらを真剣な表情で見るジョングク
なんだかこっちまで真剣になる。
え、それってジョングクの親とか??
なんで……
前に何度か会ったことがあるんだけど……
それだったら会わせたい人とか言わないよね?
え、じゃあ誰?
話の内容が全く分からないんですけど……ジョングクさん??
to be continued…。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!