第73話

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2021/03/11 11:00


あなたside









月日の流れとは早いものでもう4年も経った。




高校を卒業後、私はカフェでのバイトを経験中にバリスタになる夢を見つけた。




そのための勉強も大変だったけど、楽しかった。



大学に通いながら学んだ後今では高級ホテルのバー兼カフェでバリスタ・ウエイターとして働かせてもらっている。






と言っても、私はまだまだ新人
修行という名の雑用を任され忙しい日々を過ごしている。






あなた

いらっしゃいませ。

ジョングク
よ!
あなた

ジョングク!?







開店してまだ時間が経っていない中で留守番をしていた私の目の前にジョングクが座っている。
あなた

なんで居んの?
仕事は?

ジョングク
今は、休憩中〜
ジョングク
いや〜愛しの彼女が頑張ってる姿を見に来たんだよ〜





4年の月日がたった今でもジョングクとの交際は継続中




同じ職場になったのは偶然なんだけど、
こうして彼の休憩がある度に私の働いているここに来るようになってしまった。
あなた

ここに居られるとじゃm…

マスター
あれ?ジョングク君〜来てたのか!
ジョングク
あ!マスター!!こんにちは!
マスター
いや〜ジョングクがいるとここは華やかになるな〜






顔がいいジョングクは、このホテルでもかなり有名人






コンシェルジュとして入社にて以来すぐにこの顔面のおかげでお客さんはもちろん社員までも虜にしている。
ジョングク
いやいや〜あなたがいるから華やかなんですよ〜ㅋㅋㅋ
マスター
それもそうだけどジョングクがいるとより一層華やぐよ!
ジョングク
ありがとうございます〜ㅋㅋㅋ





私がジョングクの彼女だと知っているのはここのマスターだけ




ここのホテルの社員はほとんど知らない








だから、ジョングクがここに居座る理由は社員の中ではかなり謎らしい。







私も本当に謎……
あなた

もうそろそろ休憩終わりじゃない?

ジョングク
なんだよ〜まだ来て少ししか経ってないぞ?なんでそんなに帰って欲しいんだよー!!
ね?マスターもそう思いますよね?





そう言って作業しているマスターに尋ねる。




マスター
そうだね?
こんなイケメンなのに…勿体ない!!
あなた

はぁ…

ジョングク
今日さ…ちょっと話があって仕事終わったらいつもの所でいい?
あなた

あ、うんいいよ




真面目な顔を急にして話すから断れないじゃん…




まぁ…時間はあるし、



マスター
お?なんだなんだ!プロポーズか??
ジョングク
い、いや〜違いますよ!!





顔を赤くして少しどもって言うジョングク
あなた

え、マジで??

ジョングク
いや……
ジョングク
違うからな!?






怪しすぎだろジョングク……


















to be continued…。

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