第9話

樹を好きになった理由
北斗
あなた、このステップ違う。
あなた

ごめん。

慎太郎
あなたはあっちの場所だよ。
あなた

あっ、ごめん。

大我
あなた?遅れてるよ?
あなた

ごめん。

ジェシー
あなた?ここソロだよ?
あなた

ごめん。

優吾
あなた?大丈夫?
あなた

ごめん。ミスばっかして。





























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手見せて。
あなた

えっ?

やっぱり。
ひどくなってんじゃん。
あなた

なんで、

あざになるまでやるなよな〜笑
痛いなら言えよ。
あなた

ごめん。

それに今日、元気ないべ!
あなた

ごめん。

もう謝るな!
なんでも相談に乗るからよ!
もう我慢すんな!
私はこの時、メンバー内で女子一人ということも

あり、メンバーとはあまり仲良くなれなかった。

でも、樹が優しく声をかけてくれたことが嬉しくて、

私は思わず涙がこぼれた。
えっ!ごめん!
俺、なんか変なこと、
あなた

違うの!

あなた

嬉しいの。

あなた

ありがとう。

おう!































そして3ヶ月後、

あなた

あのね、私、

あなた

樹くんのことが好きです。

そういうのは、
男から言うもんだろ?
もっと早く言ってればよかった。
あなた

えっ?

俺もあなたが好きだよ。
俺と付き合ってください。
あなた

はい!笑

そうだ。私、自分から告白したんだ。

樹の優しさは優しいだけじゃない。

私が一人でも大丈夫な時は放っておいてくれる。

でも、一人で寂しい時、樹はそばにいてくれる。

樹はいつだって相手のことを考えてくれる人だった。

私はそれをわかってたはずなのに、

何にもわかってなかった。