第10話

浮気者は私だ。
浮気者は私だった。

ジェシーに告白されて舞い上がって、

慎太郎に優しくされて嬉しくなって、

樹はいつだってみんなのことを考えていた。

でも、私は自分のことしか考えていなかった。

見てなかったのは私だ。


あなた

樹!




















































でも、もう遅かった。

樹は梨花とキスしてた。

最悪。こんなのみたくなかった。

私が樹と別れてなかったら、

手を離してなかったら、

また樹の隣は私だったのかな。

ほんとバカだな。私。
あなた!?
あなた

ごめん。

待って!
梨花
私たち付き合うことになったんです。
なに言ってんだよ!
梨花
だから、もう手を出さないでください。
違うんだ!あなた!
あなた

ごめん。

あなた

お幸せに。

私は涙が止まらなかった。

変わらなきゃいけなかったのは私だった。

こんなの言いたくない。

でも、私はその場から逃げてしまった。























































ジェシー
あぶねー
あなた

ごめん。

ジェシー
あなた!?
ジェシー
なんかあったのかよ?
あなた

ううん!

あなた

ぶつかってごめんね!

ジェシー
待てよ!
ジェシー
ほっとけない。
あなた

私、変わりたい。

あなた

ジェシーに思わせぶりな態度とりたくないの。

あなた

だから一人にして。
























次回に続きます!