名取、横峯。
緒方さんのバイタルチェックしてくれ。
はい
はぁい
あ、名取、横峯。
私がやるから、いいよ。
...あ、そうですよね!
は?
いいえなんでも
わかりました!
じゃあ、緋山先生の彼氏さんh
彼氏じゃないわ
違うんですか?
何2人して
ま、まぁまぁ!
お願いしますね!はーい
横峯が小走りで去っていく。
俺は、緋山先生の方を見る。
緋山先生、緒方さん待ってますよ?
あんたさ、
はい?
横峯と付き合ったら?
お似合いよ。
いや。
俺は、
...
俺は、
言うしかないか。
何よ
緋山先生が好きなんです。
...
でも緋山先生には緒方さんがいますし。
俺は、片思いで充分です。
名取
じゃあ、行きますね
緋山先生が、いつも俺を怒る時とは違う目をして俺を見てる。
(無理だ)
俺は佇んでいる緋山先生に早歩きで近づいた。
そして
(っ)
(もう、これで終わりにしよう)
キスをした。
短い、軽いキス。
緋山先生は拒否しなかった。
これで、終わりにできます
...ほんとに?
え?
ほんとに、これで終わりにできんの?
あんたみたいに、あったこと引きずって周りに撒き散らすような奴が?
...
バカ
緋山先生が、俺を見た。
(嘘だろ..)
キスされていた。
さっきよりも、軽い。
ほんとにバカだね。
笑っちゃう
緋山先生が去っていく。
俺は、まだ少し温もりの残っている唇を触る。
嘘だろ!?
どうした名取
!!
い、いえ、何でも。
そうか。
俺は早歩きでスタッフステーションに戻った。
さっきのキスを、藍沢先生に見られていたとも知らずに。
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