あなたside
深夜
明日、母さんが来る、、
この事で頭がいっぱいだ、、
いっそ逃げてしまいたい、、
いや、、、逃げよう、、、
今の私じゃ、、母親と会うなんて、、、
無理だよ、、
と、ベッドから起き上がり、地に足をつけた
冷たい床
幸い外靴は部屋に置いてあった
と、言って、病室を出た
誰も居ない真っ暗な廊下
玄関の鍵は閉まっているだろう
1階の窓から逃げるか
と、軽々しく窓から出た
ところで、、ここはどこだろう、、
確か、、、、実家から逃げる時に通ったな
と、道を理解したら
何故か走り出してしまった
怖い、、、から
そして泣いてしまった
また、、逃げてしまった
実の家族からも、、命の恩人からも
全てに背を向けて
私は、︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎とある場所︎︎"︎︎へ走り出した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。