俺は家で編曲をしていた。
後輩と飲んでくる！って連絡入ったけど、
もう3時間もたってる。
でも、話してたら、邪魔になるだろうし…
そんなこと考えてたら、優樹菜から電話がかかってきた。
いつもホワホワしてるくせに、喋り方からして、
酔ってることが電話越しでも分かる。
適当に着替えて、優樹菜からのメールを確認した後、
急いで家を出る。
頼むから変なことしないで欲しいけど。
店に着くと、テーブルの上でうつ伏せた彼女を見つけた。
そう言って、勢いよく俺に抱きついてくる。
タクシー内
歩くのがめんどいから、タクシーにした。
優樹菜は酔って、俺の肩を枕に寝てしまった。
さっきの言葉が頭の中でグルグル回る。
そんなこと、問いかけても返ってこないけど。
俺は運転手の方をチラ見して、優樹菜に軽くキスをした。
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