帰りの電車は、私と翔の静けさに、他の4人があたふたしてた。
まぁ、しょうがないと言えば、しょうがないし、私が選んだ道だし？
後悔しても、もう遅い
莉奈と凛月くんは、付き合って、楽しそう…
茜と楓真くんも相変わらず、仲が良い…
ふと、翔の方を見た。外を眺めてる…。
透き通るような白い肌。整った顔。高い鼻。イケボで、優しい彼は、
きっと幸せになれる。
私は…分からない…、仕事が恋人でもいいかも…なんて…
2週間後
会社の食堂 昼休み
莉奈の声を無視して、スタスタと歩いていく。
顔に出てたかな…？
最近は少し、ぼーっとしてることが多い。そのせいで、上司に怒られっぱなし…
その日の夜
（ﾄﾞﾝｯ
『変わりたくないの？』
上司の言葉が私の中に残ってる。
『変わる』
そんなことが出来るのだろうか？ニューヨークに行けば、彼を忘れられる？
分からない…でも…
私は、スマホに手を伸ばした
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何事もノリとタイミング⚠️あらすじ見た方が◎
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！