ふと我に帰ると、私は優樹菜を突き飛ばしていた。
あ…あ、あ…
言葉が出ない。
流産したのは優樹菜のせいじゃない、そんなの分かってるつもりが、分かってない。
人に八つ当たりした所で私たちの赤ちゃんは帰ってこない。
茜…
あ、あ…ちが…
重い体をなんとか起き上がらせ、優樹菜は私の腕を掴んだ。
絶対にもう…友達だなんて思ってくれない。
私はそのくらい最低なことをした。
そう思った瞬間、優樹菜は私を抱きしめた。
ごめんね…ごめんね、茜
な、なんで…?
泣きながら、私をさらに強く抱きしめた。
なんで…なんで、怒んないの…?
ねぇ…なん…で…?
わ、私…優樹菜に…最低なこと…したのに…?
自然と涙が溢れてくる。
茜は最低じゃないよ、私の親友だもん
私だって…誰だって、茜の立場だったら…精神狂っちゃうもん
だから、ごく普通のことだよ
泣きながらもニコッと笑う優樹菜。
私は優樹菜を強く強く抱きしめた。
優しすぎるよ…優樹菜
えー?そうかな?
家まで、送るよ
じゃあ、お言葉に甘えて
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 青春・学園
運動神経の優れた私の正体は…【完】
椚ヶ丘中学校 3年E組を卒業した私が烏野高校で男子バレー部のマネージャーとして送る高校生活の物語! ―――――――――キリトリ線――――――――― ・原作と異なる事多々 中学時代の作品はコチラ👉https://novel.prcm.jp/novel/tlGdipuniFd7EtQqovoQ この度、この作品の漫画版を描いて頂きましたっ! 漫画版の作品はコチラ👉 https://novel.prcm.jp/novel/5ceRyBkKmpPB6ZduEdP0
favorite 182,762grade 6,324update 3日前 - ノンジャンル
何事もノリとタイミング⚠️あらすじ見た方が◎
夢主さんは歌い手設定です こんなやり取りがあったらいいなぁっていうただの自己満作品 イベント、ライブ参戦したらその内容書きがち。 歌い手さん以外も登場する可能性大です。 投稿者 crew 兼 そらるリスナー 兼 ゴ民 なので推し様登場多めです。 ⚠️208話辺りから小林裕介さんに沼ってしまったので登場多いです。 口調は常に迷子です、ご了承ください。 タイトルは銀魂から取りました ノリとタイミングで書いてます。
favorite 14,121grade 855update 3日前 - 恋愛
言いなり
過激なBL作品です。私の自己満です。 苦手な方はスクロールを。 名前は 読者さんにご協力頂きました😭💖 沢山の方に読んでもらえて嬉しいです。 ネタが無くなるまで頑張ります😌💭
favorite 324,024grade 13,848update 2024/04/17 - ノンジャンル
あーる18 * 短 編 集
リクエストはオールシーズン受け付けてますが、リクエストboxのコメント欄のリクエストのみ応えますので把握お願いします🙇 えちえちなお話のつもりです。 更新は相変わらずに遅いです(( blは書けませんのでご注意を。
favorite 29,978grade 6,718update 2024/03/30 - 恋愛
王 子 様 と ら ぶ ら ぶ し ち ゃ い ま す ♡ ♡
すとぷりとらぶらぶしちゃいます 短編集みたいな感じです
favorite 28,357grade 5,604update 1日前
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ホラー
下剋上教室
どの学校にもスクールカーストは存在する。 口にしなくても存在する。 クラスであまり目立たない桃香。 上手く馴染めない中、小学校が同じだった紅音が来て、1人を回避。 だが、紅音はトップの沙月に反抗し、いじめられることに…。 紅音を助けられなかった桃香。 「私がトップだったら紅音は…。」 そして、カーストの頂点を目指すことを決め…。
- ホラー
魔法少女スターターセット 𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
「魔法少女スターターセットをあなただけに無料プレゼント!!」 とある日、こんなメールが届いた。 魔法少女?スターターセット??そんなものこの世に存在するわけがない。だって、魔法なんて誰にも使えないんだから。 ただのいたずらだと思っていたら、次の日の朝、スターターセットが届いていて…!? ※あまり、派手にはやらかしません(?)何かあれば💬まで。 表紙の箱が潰れているのは気にしないで下さい((
- ファンタジー
クリスマスに家に来たのはサンタの息子
その日はクリスマスイブ。キロ・マグリーはサンタがいると自分を騙しているのだと、親に怒鳴った。それを聞いた父は、息子にこっそり自分の九歳のクリスマスイブのことを話した。知らなかったサンタの家系の秘密。おもしろくて、ちょっと心温まるとあるクリスマスのお話。番外編まで見逃せない!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!