第3話

設定 & 𝙾𝙽𝙴『夢』
11,025
2023/04/19 14:25
如月空緒桜
如月空緒桜
〈名前〉如月きさらぎ   空緒桜あおか

〈年齢〉16歳

〈身長〉145cm

〈性格〉
物静かでぼんやりとしている。興味のないことには本当に無関心。基本は無口だけど、心を開いている人には柔らかい。特に浅草の町人たち、紅丸、焜炉に対してはありのままで接している。

〈能力〉

〇第2世代能力
焔ビトの放つ炎を自身の力に変えられる。基本例外のもの以外の焔ビトの炎は効かない。また、炎を身に纏うこともできる。

〇第3世代能力
身体のどこからでも発火可能。手から発火して戦うことが多い。他人が空緒桜の炎を扱うことは不可能。

〇水の具現化(特殊能力)
水を自在に操れる。水の量が多ければ多いほど力を消費する。
🌌夜空🌌
🌌夜空🌌
細かい設定などは後々出します















↓本編↓
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パチッ

如月空緒桜
如月空緒桜
目を覚ました空緒桜は、しばらくぼんやりと天井を見つめた。
如月空緒桜
如月空緒桜
(何か…夢を見ていた気がする…)
そんなことを考えながらゆっくりと上体を起こした。

スッ

その時、静かに襖が開いた。
新門紅丸
新門紅丸
アオ。
顔を覗かせたのは第7特殊消防隊の大隊長・新門紅丸。
如月空緒桜
如月空緒桜
若。
新門紅丸
新門紅丸
空緒桜が顔を向けると、紅丸は目を丸くした。
新門紅丸
新門紅丸
お前…
如月空緒桜
如月空緒桜
紅丸は、不思議そうにする空緒桜に近づくと目元を拭った。
新門紅丸
新門紅丸
泣いてるぞ。何かあったか。
如月空緒桜
如月空緒桜
え…
頬に触れると確かに濡れていた。
如月空緒桜
如月空緒桜
あ…気づかなかった…
空緒桜はゴシゴシと目元を拭った。
如月空緒桜
如月空緒桜
(ポロポロ
だが、今になって次から次へと流れてきた。
如月空緒桜
如月空緒桜
(あれ、止まらない…なんでだろ…)
空緒桜が更に強く擦ると、紅丸がそれを止めた。
新門紅丸
新門紅丸
やめろ、赤くなる。手ぬぐい持ってくるからそれで拭け。
如月空緒桜
如月空緒桜
ん…はい。
空緒桜が小さく頷くと、紅丸は部屋を出ていった。
新門紅丸
新門紅丸
…落ち着いたか?
ほんのりと温かい手ぬぐいを目に押し当てる空緒桜に、紅丸は心配そうに話しかけた。
如月空緒桜
如月空緒桜
…大丈夫、です。ありがとうございます。
新門紅丸
新門紅丸
そうか。

ポンッ

如月空緒桜
如月空緒桜
紅丸は頷いて空緒桜の頭に手を置いた。
如月空緒桜
如月空緒桜
若…?
新門紅丸
新門紅丸
そのまま紅丸が優しく撫でると、空緒桜は擦り寄って目を閉じる。
新門紅丸
新門紅丸
(毎回こうして甘えてくれりゃいいんだが…)
紅丸は小さく息を着くと、数回ぽんぽんと叩いて立ち上がった。
新門紅丸
新門紅丸
行くぞ。焜炉が飯作ってる。
如月空緒桜
如月空緒桜
あ…ありがとうございました。
空緒桜は床に頭をつけた。それを見た紅丸は顔をしかめた。
新門紅丸
新門紅丸
やめろ。んなことされる筋合いはねぇ。
如月空緒桜
如月空緒桜
…?
空緒桜はキョトンとして紅丸を見た。
如月空緒桜
如月空緒桜
…えと、とりあえず着替えますね。
新門紅丸
新門紅丸
…ああ。
                                                                          →𝐍𝐄𝐗𝐓

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