じょんぐくさんに引っ張られて 、
結局 、2人で花壇の草むしりしてます 。
じょんぐくさんは私の顔をゆっくり見た 。
じょんぐくさんが背中を押してくれたから 、
そう前向きに思えるようなった 。
関係無さそうに言うけど 、不機嫌そうに
プイッと横に顔を向ける 。
.
私の話を聞いて 、ゆっくりうなづいてくれた 。
あれ ……. ていうか 、
" 俺と付き合お " って前言われたよね ……
あれ結局 、うやむやになってない!?
.
じょんぐくさんは息を吐いてから言った 。
まっすぐに私を見つめて言う 。
いつも背中を押してくれる 。 なんか泣きそうになる 。
思わず 、涙が出ないように下を向いてしまう 。
そう言って 、私の頭をぐしゃぐしゃってする 。
少し笑って 、また隣に座る 。
なんだろ 、じょんぐくさんのお願いって …
今 、デートと言ったよね !?
.
何故だか 、デートすることになりました 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。