第68話

🕊𓈒 𓂂𓏸

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2022/01/04 06:00

尾崎があなた達を探している頃、









あなた「っ！」


中原「ウラァァ！！」


太宰「あなた！」


あなた「危な…」


容赦無く投げてくる射干玉の闇（ブラックホール）を避けながら中也に近づく頃合いを見極めていた


太宰「私が引き寄せるから、あなたは中也に近付いて、そして異能で動きを封じてくれ」


あなた「そしたら､太宰さんが」


太宰「そう。わかったね？」




中也の動きは2人が一番わかっている。



太宰「中也〜この前、ワイン落として割っちゃった〜!!」


中原「ダザイｨｨｨ！」


あなた「夜の雪!!」

柔らかくも切れない氷の糸で中也の動きを封じた

中原「ウルァァ！」

壁を蹴り、宙を舞い、中也の後ろに付いた


太宰「ごめんね中也。ワインの事は謝るよ」





人間失格






中原「…！」


太宰「恋人を襲うとか論外。」


中原「は…」


太宰「あなたありが＿＿＿＿」


…



太宰「あなた？」


嘘…













あなた「っ……」


あ、れ…私…中也を止めに…


？？「やっと見つけた！」


あなた「っ？！」


異能を使って動こうとしたけれど、
無理だった


？？「あんまり暴れないでくれない？」


あなた「誰…礼儀は大事にしてよね」


翠「私''達''は翠（ミズ）…関東の異能力集団さ」


あなた「翠？」


彗「私の名前は彗。ボスが君を呼んでる。」


あなた「……」


彗「何？」


あなた「無理。」


彗「言うと思ったよ。」


あなた「っ？！」


黒い液晶画面に映されたのは拘束された姐さんだった



あなた「姐さんっ！」


彗「ふぅん…大事な人？」


あなた「アンタ……!!」


心の底から湧き出てくる憤りを抑えきれず、
彗…彼を睨み付けた。


彗「…ふ……凄い顔…そそられるな」


あなた「…殺す」


彗「まあまあ…取引をしよう」


あなた「取引……だって？ 」


彗「そうそう。君とその…姐さん？を交換。」


彗「傷1つ付けずにね」


あなた「っ……」


彗「…さぁどうするの？」


あの姐さんが拘束されていることにも驚きが隠せない。



余程強いのだろう。



あなた「……っ解った…」




絶対殺す

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第69話 🕊𓈒 𓂂𓏸

gura

コンテスト受賞作品

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好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。