深澤side
12時を過ぎた頃
宮舘「はい。お昼」
深澤「あ、ごめん。ありがとう」
宮舘「いいえ」
舘さんとお昼を食べ
俺はあなたを待ち、舘さんは後片付け
ガチャ
あなた「ただいまっ!はぁ…はぁ…」
宮舘「おかえり。息きれてるけどどうしたの?」
あなた「ふっか、待たせてると思って、急いだ」
あなた、帰ってきた模様
深澤「え、マネージャーに送ってもらわなかったの?」
あなた「照たちがまだあって、そっち行かなきゃだから。いい運動になったし、ちょうど良かった」
深澤「なるほどね」
あなた「あ、舘さん、お昼大丈夫。そして、ふっか、待たせてごめん」
宮舘「え、お昼要らないの?」
深澤「俺は平気だよ」
あなた「うん。食べてきたから」
そう言って、慌ただしく部屋に戻った
深澤「……ゆっくりでもいいのに笑」
宮舘「……笑」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。