あなた「お邪魔しまーす」
田中「はーい」
あなた「……待って、なんで1部屋空なの?」
田中「かっこよくない?」
あなた「いや、ダサいよ」
田中「部屋残ってる=カッコイイだよ」
あなた「その方程式絶対違う」
田中「かっこいいと思わない?俺」
あなた「樹はかっこいいと思うけど、部屋余らせてんのだけはダサい」
田中「なんでわかんないかなー」
あなた「こっちが言いたいよ笑」
田中「まあいいや。とりあえず座って」
あなた「失礼しまーす」
ピーンポーン
田中「無視しよ」
あなた「出てあげればいいのに笑」
田中「だってジェシーだよ?」
あなた「ジェスが可哀想笑」
田中「しんたろとか北斗と一緒にいることが多いじゃん。俺だってたまには、あなたと二人でいたいよ」
あなた「めっちゃ告白されてる感じしたんだけど?笑」
田中「あながち間違ってないよね」
あなた「……」
田中「あ!まじで出ないで!!」
あなた「……ジェス、いらっしゃーい」
田中「マジで最悪!」
その後、3人で楽しみました
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!