私、実は家庭以外に隠してることがあって
実は、貧血持ちなんです
だから、急に立ち上がったりって言うのがきつくて
宮舘「おっっと、大丈夫?」
あなた「あ、ごめん。大丈夫。気にしないで」
最近はさらに酷くなってる
鉄分、沢山取れるようにはしてるんだよなぁ
宮舘「あなた」
あなた「なに?」
宮舘「なんか隠してる事ない?」
あなた「え?ないけど……」
宮舘「ほんとに?」
あなた「……舘さん」
宮舘「なに?」
あなた「あの、鉄分の多く入った料理これから出して欲しい」
宮舘「いいけど…どうかした?」
あなた「えーっと……貧血持ちなの」
宮舘「なるほどね。分かったよ」
やっぱり、すぐバレるんだ……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。