それから月日は流れ地獄の勉強会当日になった。あの後時間がなかったので急いでLINEを交換し、別れたのが良かったのか集合せずとも地図を送るだけで来ることが出来た。
LINE↓
神様だお☆:笠松先輩着きましたか?
笠松:着いたのは着いたが…その名前は何だ?
神様だお☆:気にしないで下さいw
笠松:そうかwそれより家はどれだ?
神様だお☆:それなら白色の壁で門がある家ですよ?
笠松:これがか?
笠松が写真を送信しました
神様だお☆:それです!
笠松:マジか!
神様だお☆:マジですwてか、今開けますんで待ってて下さい。
笠松:分かった。
LINE終了↑
うぃぃぃぃぃン←門が開く音
「うぉ!最先端だな……」
「(なんか漢字違うような…)」
「あ、どうぞ入って下さい。」
「「「「お邪魔しまーす!」」」」
「ようこそ我が家へ。」
「本当にありがとな!」
「いえ、全然大丈夫ですよ?」
「そうか。」
「あの、笠松が女子と喋ってるぞ!」|ωΦ)コソ
「あぁ、マジだな……」|ωΦ)コソ
「お前らァ〜?」
「あ、あははは…は、はは」
「ま、マジでごめん<(_ _٥)>」
「はぁ〜」
「早く始めましょ。皆さん課題もでてるでしょうしね。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。