「はぁ〜。マジで面倒い。」
あ、どうも。白雷あなたです。なんか親父の芸能事務所に、えっと、き、黄瀬?涼太的な奴が居てなんかマネになれって言われてます。なぜに?
「で、親父。理由は?」
「それが、黄瀬君のファンが多すぎてマネージャーが媚を売るんだよね。」
「ほぉ、それで私がと?」
「そうそう!芸能人全般に興味の無いあなただったらできるかなって!」
「うん。殴ってもよろしくて?」
「Σ(゚Д゚ノ)ノヒィな、殴るのだけは……」
「あ、ちなみにやらないから。」
「お、お願いだよぉぉぉぉお!殺されるぅぅぅぅぅうゴッホゴッホ」
「勝手に死んどけ。」
「酷いよ!だ、だったらさ!新しいゲーム機買ってあげる!」
「いらん。」
「なんで!ゲーム好きでしょ!」
「パソコン4台、スマホ3台、Switch2台にPS4・PS5×1、DS2台あんのに他にいる?」
「し、新作とか…」
「PS5は手に入れてるし、他のもいるのは予約したり抽選で当たってるから。」
「そんなぁ〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)」
「ご愁傷様。」
「そこを何とか!他に欲しい物とか!」
「じゃぁ、新しい漫画買って。」
「へ?それで良いの?」
「あと、アニメイト行くからそれのお金払って。」
「う、うん!ありがと!」
誰も知る由もなかった。あなたがやばい程買うことを。
裏話
あなたはアニメが滅茶苦茶好きで、自分の部屋にテレビが2台ある程。ちなみに特注の55インチのまぁまぁ、大きめのテレビだよ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!