Jesse side
今日は
あなたちゃんの方が
仕事が終わるのが遅かったから、
ご飯はなしで部屋に来てもらってしゃべっていた。
俺が意気地無しだったせいで
顔見知りだった割に
お互いのことを全然知らなかったので、
何度部屋に来てもらっても、話すことは尽きない。
あなたちゃんはとても楽しそうに
俺の話を聞いてくれるし、
とても楽しそうに自分のことを話してくれるから
飛ぶように時間が過ぎていく。
もっとあなたちゃんのことが知りたくて、
もっと自分のことを知ってほしい。
そう思っている自分がいた。
次の日はお互い朝が遅いこともあって、
気がつけばかなり遅くまで話し込んでしまった。
慌てて帰る支度をするあなたちゃんを見ながら、
何だか寂しくて、愛おしい気持ちになる。
すぐ近くにいるはずなのに、
壁が1枚あるだけですごく遠く感じて、
俺の手が届かないところに行ってしまうようで…。
そんな俺の表情に気づいたのだろう。
あなたちゃんはふふっと笑って
こう言ってくれた。
確かにそうだ。
世の中にはそうやって
寂しくても我慢している人がたくさんいるんだ。
それなのに俺は…と、
何だか肩身の狭い思いにかられる。
でも、やっぱりあなたちゃんは
俺のほしい言葉をくれるんだ。
靴をはきおわって、
にっこりと俺を見上げるあなたちゃん。
それを見て、そっか。と俺は思う。
何だかちょっと
あなたちゃんの元気がなさそうに見えたのは、
その友達に僻んだことでも
言われていたのかもしれない。
あるいは、なにか一人で思い詰めて、
悩んでいたのかもしれない。
何があったのかは分からないけどさ、
あなたちゃん。
その目がちょっとだけ潤んでいることを
俺が見逃すとでも思ったのかな。
唐突な俺の言葉を聞いて、
ちょっと怪訝そうな顔をするあなたちゃん。
なにがなんだか
分からなくなっているあなたちゃんに、
俺はにっこりと微笑んだ。
そう言って、
俺はあなたちゃんの顔にぐっと近寄る。
びっくりして固まった隙をついて
俺はあなたちゃんの唇にそっと口づけた。
甘い時間が2人の間を流れる。
そっと唇を離して顔を覗き込むと、
予想通り真っ赤になっているあなたちゃん。
可愛すぎる。
帰したくない。
ずっと一緒にいたい。
そんな感情でいっぱいになってしまう。
でも、
飛びそうになる理性を抑えて、
俺は、あなたちゃんに
おやすみなさいの挨拶をしたんだ。
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年末年始、間があいてしまいすみません。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ってことで
2021年のスタート切ってみましたが
いかがでしょうか笑
生存確認しときます?一応(笑)
今年も書き進めて参りたいと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
そして年末年始。
何日サボった私への罰かってくらい←
SixTONES快進撃。
紅白もちろんリアタイしました。
誰ですかあの演出考えたの。
誰ですかあのコラボ考えたの。
誰ですかあの立ち位置考えたの。
team SixTONESは天才だらけだということが
改めて発覚しましたね。
そんでカウコンですよ!!!!!!
ねぇ、
嵐のデビュー曲と
関ジャニのヒット曲もってくるとかダメって。
マジで期待するってそんなの。
ジェシー見習って
「期待しない」信念でいこうと思ってたのに
初っぱなで打ち砕かれたって。
新年早々SixTONES最強を体現してくれた6人は
もう離してくれないようですね笑
そして爆笑ヒットパレード。
もちろんSTも最高だったんだけどさ、
あのスーパーマウスホーン。最高。
ジェシーのうるささが3倍増しくらいになる笑
共演者さんが喋ってるのに笑っちゃうジェスに
しーってしたり背中さすったりしてるほくじゅり、
軽率に恋でした。
あぁ…全然書ききれなかった…(ToT)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。