あなたside
そう聞くと、
醤油の入ったケースを傾けながら、
樹さんは言った。
…そっか、全部知ってるんだ。
何事もないかのように
手巻き寿司を口に運び続ける5人。
戸惑っている私に気づいて、
大我さんがにっこりと微笑んでくれた。
哀しそうに俯く姿は
凄く綺麗だったけど
今にも消えてしまいそうなほど
儚かった。
心がギュッと潰されるような苦しみがあったのは、
大我さんの話があまりに切なかったからなのかな。
それとも、
その女性と自分を、重ね合わせたからなのかな。
そして、
この話をここでする大我さんは、
いや、きっと他のメンバーさんも、
多分全部分かっているんだろう、とも思った。
ゆっくりと視線をあげて私の方を見る大我さん。
大我さんのその言葉を聞いて、
他のメンバーさんも口を開く。
そんなメンバーさんたちを見て、
樹さんも、困ったような悲しい笑顔で笑う。
え?と状況を把握できない5人を見て、
私は静かに目を伏せた。
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そろそろかな?笑
キテますよ皆さん。そろそろですよ!
(何がかは秘密です笑)
是非今後も
楽しんで読んでいただけると嬉しいです!
それにしてもホントに尽きない…。
今度はなんですか?!阪急梅田?!?!
「待ってろ、世界」?!?!
好きです((
SONYさんマジで神…ありがとう(T^T)
正月は渋谷ジャックで年末は梅田ジャックですか…
いやバケモン笑笑
地方住みなので
Twitterの投稿とか見て楽しみます。
今日ももうちょっとあげる予定です。
お楽しみに~。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。