第13話

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2020/10/24 06:39
-数分後-
しえりはトレーに私たちのドリンクを乗せてこちらに向かってくる
しえり
買ってきたよ!
あなた

ありがと!

あんり
ありがとう!
まゆ
さんきゅっ
しえりは私の隣に腰をかける
まゆ
ねーねー!
あんり
ん?
あなた

なに?

しえり
どした??
まゆ
みんな好きな人いるの?
しえり
えー!ぶっちゃけ私は智弥くんかっこいいなぁって!
まゆ
まゆは…莉犬…/////…可愛いじゃん…でもカッコイイとこもあんの!
あなた

なんか意外!

あんり
私は…
あんり
まゆ
あんりは太陽だもんね!
あんり
ちょっと!まゆ!
あんりは怒ってまゆの背中をバシバシと叩く
あんりも…なーくんのこと好きなのか…
私…言わない方がいいかも…
まゆ
んで、あなたは?
あなた

わっ…たしは…

あなた

居ないんだよね〜‪w

しえり
(…嘘つけ‪w)
しえり
え?渚森くんは?
あなた

いや、なーくんは…違うかな…‪w

ほんとはなーくんが好き…
でもあんりを傷つけちゃうかもしれない…
しえり
(何かありそう…)
ジェル
じゃあ俺脈アリやなー!
あなた

ふぁ?!

隣から元気のいい関西弁が聞こえてきたので思わず間抜けな声を出してしまう
あんり
あわわ…/////
まゆ
ええ…/////いつから聞いてたの…?
莉犬
ごめん…最初からめっちゃ聞こえてた…/////
莉犬くんは顔が赤く染っている
私は慌ててなーくんの方を見る
なーくんも同様顔を赤く染めている。
あぁ…
そっか…
そうだよね。
私勘違いしてた
なーくんに連絡先貰ってから
少し浮かれてた
私の涙が1つ…2つと頬を伝ってぽたぽたと落ちていく
るぅと
ど、どうしたんですか?
止めようと思っても涙は止まることなく溢れ出る
ころんは私が泣いている理由わけに気が付き私にそっと歩み寄り
優しく─────
でもどこか強く─────
切なく抱きしめる
ななもり
俺たちお邪魔だね。
なーくんは少し皮肉っぽく言う
その言葉により私の胸はさらに締め付けられる
涙は更に溢れ出る
必死に声を押し殺し涙を溢れさせる
ころん
ごめん。俺達もう帰る
ころんはそう言い私を背中に乗せてくれる
私はころんの背中に顔を埋めてそのまま眠った

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