第9話

お似合い

551

2020/02/14 10:00

神楽坂零華

はぁ…。だる…。

真菰

不良にはなって欲しくないなぁ…。

神楽坂零華

前髪伸びた…。

真菰

伸びてるね…。

禰豆子

むむむー！むむむー！（零華ー！逃げてー！）

神楽坂零華

え？なんで？

禰豆子

むむむむむむ！むーーむー！（変な男！走ってー！）

赤城

やあマイレディ✨

神楽坂零華

ごめん吐く

真菰

え！？

禰豆子

は、早く逃げ、て！

神楽坂零華

言われなくても逃げる

真菰

あの人学校中でイケメンで噂の人だけど…

神楽坂零華

あんな痛い奴私の眼中にない

真菰

あ、そっか零華は新門大隊長好きなんだもんね←

神楽坂零華

断じて違う！！///

赤城

ハハハッ、何故逃げるんだーい！✨

神楽坂零華

駄目だあいつ末期

真菰

屋根の上走りなよ

神楽坂零華

ナイス真菰








ダッシュで浅草つきました

神楽坂零華

も、もう無理…。

新門紅丸

…何があった…。

神楽坂零華

ナルシストという類いの男に追いかけられた

新門紅丸

…よし←怒りMAX

神楽坂零華

ちょっと待て一切よしじゃない

新門紅丸

零華を傷つける奴ぁ誰一人として許す気はねぇ…。

神楽坂零華

過保護か

赤城

どこだいマイレディー！

新門紅丸

ﾋﾟｷｯ

神楽坂零華

どっかで神経が切れた音が

新門紅丸

テメェか…。

神楽坂零華

…私はあんたの事一切知らんのだが

赤城

僕はいっぱい知ってるよ…！

新門紅丸

言ってみろ

～どれだけ愛しているか語っている～

赤城

…どうだい✨

神楽坂零華

いや紅丸の方が死ぬほど知ってるだろ

新門紅丸

同意だ

神楽坂零華

よくお分かりで

赤城

何！？

神楽坂零華

諦めろそこのナルシスト

赤城

いや、諦めない！力で勝負だ！

神楽坂零華

お前の命もうないぞ

新門紅丸

やってやろうじゃねぇか…。

神楽坂零華

お前もやる気をだすな

神楽坂零華

…。

新門紅丸

居合手刀…七ノ型…。

赤城

僕を舐めないで欲しいなっ☆

神楽坂零華

すー…はー…。

神楽坂零華

テメェら誰の前でやりあってんのか、分かってんだろうな…。

神楽坂零華

やり合え勝手にそんで両方痛い目見な！

新門紅丸

喋り方どうしt…

神楽坂零華

さわんじゃねぇよ馬鹿野郎💢

新門紅丸

っ…悪かった…。←見れば分かる落ち込み方

神楽坂零華

うるせぇ黙れさっさとやれ馬鹿野郎←見れば分かるキレ方

赤城

そうだ！早く僕と決着を…←もうあんた喋らないで

二人

喋るな！←そうだそうだ

赤城

えっ

神楽坂零華

今あんたにここで喋る権限はねぇよ帰りやがれ馬鹿野郎！だいたい紅丸の方が何千倍も強いし何千倍もかっこいいわてかテメェ痛いんだよバアカ！！💢

新門紅丸

✨……。

赤城

分かった！今日のところは手を引こう……だがしかし僕は諦めないっ！いつか必ず君を迎えに行くかr

神楽坂零華

一回痛い目見るか一回！

回し蹴りのストレートパンチを御見舞いした

赤城

ぐへ、！？

神楽坂零華

今でも裏では結構有名なんだからな！

新門紅丸

…（あいつ体弱ぇんだよな…？）

赤城

っち、こんな暴れん坊だとは思わなかった！別れよう！

神楽坂零華

テメェと付き合った事もないし付き合うのもお断りだたわけ！！💢

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神楽坂零華

はぁぁぁぁぁぁぁやっちゃったぁ…

新門紅丸

…（なんかとんでもなく落ちこんで…）

神楽坂零華

裏で最強とか言われてるの内緒にしてたのに…ぐすん…。

新門紅丸

…。

ギュッ

神楽坂零華

！！！？///

神楽坂零華

えっうんなに？！///

新門紅丸

いや…なんか落ち込んでたからよ

神楽坂零華

だからって嫁入り前の女子を抱き締めるとは

新門紅丸

…わ、悪かった、か…？

神楽坂零華

悪かない！悪かないから泣きそうな顔をしないでくれ！

新門紅丸

泣きそうになってねぇよ…。

神楽坂零華

嘘つけ！？

作者はこの二人うちチビ並みになかいいんじゃないかなと考えた←文字稼ぎ

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第10話今日も今日とて

ＲＡＩＫＡ@フォロワー二百人になったら嫌でも大型参加

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。