とりあえず…居座らせてもらったけど…
私はあの人から言われてお風呂に入ってる…湯船暖かい…
私があげた条件は…
1、引越し先が決まるまでの間だけお世話になること
2、お互い無駄な関わりは無くすこと
3、私に危害をくわえない
4、迎えは最寄りのコンビニ
5、ご飯は私が作る
まぁこれぐらい…もっとつけたかったんだけど…
なんなら家賃も給料もうすぐだし出そうとしたんだけど、
竜胆「お前から金は取んねぇ」
って頑なに言われた
ご飯を私が作るって言ったのは
……なんかあの人銃持ってたくらいだし、危ないもの混ぜこまれたら溜まったもんじゃない…
だから自分で作る
迎えはいらないって言ったんだけど…
竜胆「無理」
って絶対了承してくれなかった。
なに…本当に優しくされる覚えないんだけど
あなた「お風呂あがりました〜…」
竜胆「ん。飯は…お前二日酔いだから粥作っといた。俺風呂入ってくる。」
あなた「え?←」
竜胆「?」
あなた「約束違いません?」
竜胆「明日からだろ?今日は遅せぇし俺が作った」
ふわふわと小さなお鍋に卵がゆ……美味しそうだけど…
あなた「………………」
竜胆「なんも入れてねぇよ」
そう言ってスプーンを取り出して竜胆…?さんはお粥を1口食べた。
……普通に食べれてる
竜胆「そんな警戒しねぇでも結婚相手に毒もらねぇよ」
あなた「……別に疑ってません」
竜胆「うそつけ」
新しいスプーンを私に持たせて竜胆さんはお風呂に言ってしまった。
あなた「!美味しい……」
二日酔いきつかったのに…めちゃくちゃ美味しい…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。