竜胆「ん……………」
あなた「起きましたか?」
竜胆「あれ.......お前ここで寝てたのか?」
あなた「掛け布団と枕を持ってきて寝ました。ちょっと竜胆さんに飲ませてた薬がなんかあったら怖かったので……」
竜胆「え?俺兄ちゃん……兄貴から飲まされた?」
首を縦に振ると青い顔になる竜胆さん。
あなた「でも何もか起きてなかったので!ただの風邪薬ですよ!熱引いてるし!」
朝に測れば37度とまだあるけど高熱ではなくなってよかったと思う。
あなた「お兄さん今日も休めって言ってましたよ」
竜胆「ありがとな」
竜胆「ところで…兄ちゃんになんかされた?」
目を合わせて話しかけてくる竜胆さん。
そんな心配いる?
あなた「私が誰かなのと…竜胆さんから何聞いてるか聞かれました」
竜胆「なんて……答えた?」
あなた「私は同居人と……拳銃渡されたましたって…」
竜胆「…………そこは結婚相手って言えよ」
あなた「やです!」
竜胆「…まぁ今は許す」
あなた「今はってどうゆう事ですか……」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!