第12話

寝室
1,854
2021/12/07 12:12
あなた「えっと…美味しかったです…」
竜胆「お。食えたんだ。てっきり信用ないまま食わねぇかと思ってた」
あなた「……お腹すいてたので食べさせてもらいました…」
竜胆「フッ…信用してんのかどっちだよ…w」
笑ってるの…初めて見たかも…でも正直…
















































あなた「上なんで着てないんですか?」





上半身裸じゃん…それに刺青すごいんだけど…体半分…
竜胆「癖だ。気にすんな」
あなた「服着てもらっていいですか?」
竜胆「分かってる」
近くにあったTシャツを着た竜胆さん。うーん…
竜胆「俺飯はあとで食べるわ。それよりももう遅い。お前の寝床案内する」
あなた「あ…はい」
着いてこいよと言わんばかりずかずか前に行くけど…大丈夫かな













































































竜胆「ここ」
あなた「わぁ…普通だ…」
竜胆「いいなら俺の寝室」
あなた「遠慮します」
連れてこられたのは広めの寝室でダブルベットが1つと寝室用の証明…ベット大っきい…
竜胆「朝飯は〜…」
あなた「材料あるなら作ります」
竜胆「まぁ…明日の朝分は材料買っとく。明日は仕事定時で帰ってこいよ?」
あなた「?なんでですか?」
竜胆「買いものするだろ?冷蔵庫ほぼ空だし」
あなた「そう…なんですか」
竜胆「明日残業したらまたお前の会社入るからな」
あなた「定時で帰ります」
竜胆「ん。分かったな。じゃあお前はもう寝な。もう1時すぎるし」
あなた「はい」
竜胆「おやすみ」
あなた「おやすみ…なさい」
ガチャりと閉まったドア
はぁぁぁぁぁ…1人で寝るのも久しぶりかも…
……あのバカ元カレは今頃今カノとイチャついてんだろうな…
……追ってきてくれてもいいじゃんあのバカ
なんで私ばっかりこんな大変なの…
けど…竜胆さんがいなかったらもっと辛かったの…かな
いや…ないか…ついさっきまで怖かったし
すぐ…出ていかな…いと…だな…
私は静かの瞼を下ろした。

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