あなたside
どうも、あなたです
今ベッドの中で、大吾が隣に寝てます
先程は寝てしまい、大吾に怒られ、おかげさまで夕食作らされました
まぁそれはいいんだけどさ…
さっき寝ちゃったから眠くないの!
でも明日も学校だから寝ないとだし…
西畑「ん…」
あ、大吾起きちゃったかな?
あなた「あ、大吾…起きちゃったかな?ごめ…」
西畑「いや、起きてた」
あなた「あ、なら良かった…」
西畑「良くないわ、さっきあなたが寝てたとき俺の肩に頭乗っけて寝たもんやから
俺も知らない間に寝てたんよ…で、眠くないっていう…」
あなた「え?なんか色々ごめん…」
西畑「どーせあなたも眠くないんやろ?」
あなた「そう」
西畑「まぁ、目閉じればなんとかなる、おやすみ」
あなた「えぇ?お、おやすみ…」
え?何これ
目閉じればなんとかなる?
何とかならないから起きてるのに…
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西畑side
あーもう
目閉じても何とかならねーー!!!
どうしてくれるんだよ、あなた
明日は仕事あるんだよ…
まぁ、案の定といいますか…
朝、流星くんは先行っちゃったみたいで…
あ、転校してきて次の日に遅刻しました
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!