DAIKI side
朝 _
" 大毅 " んふふ~ん ♪
" あなた " おーい? 早く ~
" 大毅 " あっ、はーいッ 笑
高校までは 電車で 通ってます 。
2人でね 。
ふーたーりーでーね ?笑
" あなた " やっぱ 慣れんなあ 笑
" 大毅 " なにが ??
" あなた " ん?この駅のホーム 。笑
" 大毅 " ああ、確かに 。
" あなた " あっ、この電車 ?
" 大毅 " ちゃうよ笑
ビュウウウウウンッ
電車が 運んでくる風が
どこか 懐かしい街の匂い 。
"" ?? "" すきい 。
フワッ
" 大毅 " んっ、?
頬に 何かが 触れた。
" あなた " どした?
" 大毅 " いやっ、なんでもない
" あなた " そう? まだかな~電車
" 大毅 " 今日、何食べる ??
" あなた " んーとね、あ!パスタ !
" 大毅 " ん。了解 。 帰りまでに探しとく
" あなた " ぃやったあ~♡ 奢りッ
" 大毅 " はあああ?笑
多分 さっき 俺の頬に 触れたものは
過去の あなたとの 思い出 だろう 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!