あなたside
鬼を探すため再び歩き出そうとしたその時だった。
炭治郎が叫びながら血相を変えてこちらへ走ってきた
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッ!!!!!!!!!!!!
夢翳に捕まってしまったっ、、、
_______________
バッ!!!!!!!!
ババッ!!!!!!!!
夢翳は私を抱えているにも関わらず、
木と木を軽々飛び越えながら善逸と炭治郎から
どんどん距離を離していった。
チッ、、、
頬を鋭い爪で軽く引っかかれた。
そこから血が滲み出てくる。
ギュッ!!!!
興奮で体を掴む力が強くなった。
その時だった。
ビュッ!!!!!!!!
猪の頭を被った、、人間、、、?
日輪刀を持ってる、、、
夢翳に向かって飛びかかってきた。
ヒョイッ、、、
あっさり避けられてしまった。
ビュッ!!!!
すごい勢いで後ろへ飛んでいく、、、
ゴンッ!!!!!!!!!!!!
猪の頭を被った男は
私の後を追っていた善逸に直撃した。
炭治郎はすんでのところで避けたみたいだけど、
気を失った善逸は下へと落ちていった。
善逸、、、
ズガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!