あなたside
私達はあまり話すことなく、
今回の任務場所である夜懜咲山に着いた。
私達は山の中の状況を確認するために、
夜懜咲山へ足を踏み入れた。
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私は善逸くん達と少し距離をとって歩いていた。
そして、山へ入って少しした時だった。
俺の母親を返せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落ち着け!!!!!!!!早まるな!!!!!!!!
ガサガサガサッ!!!!!!!!
誰かが言い争う声が聞こえた。
あっちから聞こえる。
ザッ!!!!
私は声のした方に一人で走って行った。
ザザっ!!!!
「俺のっ、俺の母親を返せぇえ!!!!!!!!!!!」
「落ち着け六弥!!!!!!!!一体どうしたんだよ!!!!!!!!」
善逸くんと炭治郎は取り乱している男の人を抑えて、
私は襲われていた男の人を引き離した。
「離せっ!!!!!!!!こいつは俺の母親を殺したんだ!!!!!!!!」
「六弥、、、」
義人「俺は義人っていうんだ、そいつは六弥っ、」
義人「俺と六弥はこの山の麓にある村の者で、」
義人「薪を拾いに来ていたら、こんなことにっ、」
六弥「離せぇえ!!!!!!!!!!!!」
離せ離せと暴れている男の人は、
殺気立っているものの、目は虚ろで、
どこか夢を見ているようだった。
異能の鬼、、、
義人「六弥は、先週母親を失ったばかりなんだ。」
義人「山菜を採りにこの山へ出かけたきり、
帰ってこなくなったんだ、、、」
義人「亡骸も見つからなくて、、、」
義人「山菜の入った籠しか見つからなかった。」
六弥「母さんっ、、、」
六弥「離してくれ!!!!!!!!
俺はこいつを殺さなきゃなんねぇんだよ!!!!」
義人「そんで今日、ここに来て、薪を拾ってたら、」
義人「六弥が、急に暴れだしてっ、」
六弥「離せぇぇえ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!
六弥「うっ、、、」
ドサ、、
義人「六弥、、、お前一体どうしたんだよ、、、」
義人「ああ。ありがとうっ。」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。