第6話

🧼🎀
2,463
2020/12/18 08:35





『失礼します…』









保健室に入った瞬間視界が暗くなる。









『や、見えないっ、』









「やっと来た…」









すぐに辺りが明るくなり前を見れば、

目の前には元カレ。









『なんでいるの…』









「会いに来たんやで。」









『そうだけど、』









「北斗くんと仲良くなってさ俺、」










「前の向井康二じゃ考えられんなぁ。」









私の首に腕を巻き彼の胸元に顔が埋まる。

香水でもない洗剤の匂いが漂う。









向井「ね、久しぶりにヤりたい。」









『無理、ダメだから。』









向井「あなたとまた愛し合えるように」









向井「好きな子も作らんかったんや俺。」









そういう彼だけど私は彼の腕をどけ、

ドアへと足を運ぼうとすると袖を掴まれる。









向井「行かんで。」









『康二離して、』









向井「…名前呼び、期待しちゃうよ、」










『ね、康二、大阪戻りな、』









向井「俺東京に上京したから」









『…え、嘘っ。』









すると両手で肩を捕まれ向き合う状態に。

ゆっくり目を閉じ開ける彼を見て唾液をゴクリ。








向井「な、ヤろ。」














次回 ♡







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