第13話
快楽の庭で
ピンポーン
私の家教えてたっけ...?
またあなた君なの...?
奥園さんはあの事を知らないはず...なら普通の対応で
尾野さん....チョロ過ぎるし…鹿沼さんは止めなかったの...?
英さんも奥園さんも尾野さんも狂ってるわ!
私は普通に、いい子にしてたいの!
奥園がドアをこじ開けて無理やり家に入り、藤澤を押し倒した。
キッチンから声がする
お母さんの足音が近づいてくる
2人で家を出て、玄関のドアを閉めた途端。
私は驚愕した。
黒服の男が十数名...恐らくは英家に雇われた人達か…
逃げられないように固めてあったというわけなのね....
そう言われるがままに庭に来てしまった。
家の敷地を囲うように木が生えているので、他の家からは見えない。
家の庭で全裸になるなんて...しかも命令だし…
黒服の人達も真顔で見てるし...
急に近づいて体を密着させたかと思うと、秘部に手が伸びてきた。
秘部に伸びていた手が目の前に現れた。
お恥ずかしく思わず目をつむった。
目を瞑っている間に手は秘部で再び動き出した。
耳元で囁かれると、吐息が耳にかかって感じてしまう。
ぶらんと下ろしていたはずの手はいつの間にか奥園さんにしがみついていた。
ヤバい...イッちゃう..かもぉっ!!
指が抜けると同時に体の力も抜けた。
その場にへたりこんだ私を、黒服の1人がお姫様抱っこした。