第11話

じゃんじゃん
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2019/02/03 10:09
風磨サイド

楽屋

私はあなた目の前にある問題をひたすら解いてます

「ブツブツブツ〜…」

勝利「最近ずっとあんな感じだね」

健人「まぁ入試近いしね」

聡「どこだっけ?」

マリ「結構偏差値高くなかった?」

風磨「堀越とかでもいいじゃんって言ったらそれに甘えたくないって」

健人「ほ〜
さすがあなた」

「はぁ…

もう、めんど」

5人「…」

「チッ…
マジなんなの
はぁ?どこが違うんだよバカ」

勝利「ご機嫌ななめ…」

健人「これはこれは…」

マリ「このまま高校受かったらテスト期間とかもこんな感じなのかな〜…笑」

聡「その前に忙しくて学校行けないんじゃない?」

勝利「それはないよ
あなた、学校と仕事はちゃんと両立するって言ってたから」

風磨「あいつさー、変なところで頑張るよな」

健人「まぁそれもいいんじゃない?」

ガタン

健人「さ、あなた1回休憩しよっか」

「えー」

健人「休憩も必要だよ?
30分間だけでいいから寝よっか
まだ撮影まで時間あるからさ」

「でも」

風磨「はい、こっちに寝かせて」

勝利「少しは休まないと」

聡「こんな感じでいい?」

マリ「枕も!」

健人「ちゃんと起こすから」

「…わかったよ」

風磨「おやすみ」

「ん〜…」

楽屋にあるソファーに寝かせばすぐに眠ったあなた

睡眠時間もろくに取らないで勉強か…

前まであんな嫌がってたのになぁ〜

マリ「ボクさ、このままだとあなた倒れる気がするんだよね。」

マリウスはあなたの髪の毛を触りながら言ってきた

聡「もう倒れてもおかしくないよね…」

健人「うん…
でも俺らにもできることあんじゃないかな」

勝利「例えば?」

健人「休憩を適度に取らせるとか…?」

風磨「確かにそれは身近にいる人にしか出来ないよな」

マリ「なんかもっと他に出来ないかな…」

風磨「やけに積極的だな」

マリ「だって…
ボクが受験の時そうだったから…」

聡「マリウスもお兄さんになったね〜」

勝利「じゃあさ
マリウスがやってもらったことをあなたにすればいいんじゃない?」

マリ「ボクがやってもらったこと?」

勝利「そう
そしたらあなたも喜ぶんじゃないかな?」

健人「…勝利も大人になってる…」

風磨「お前はなんなんだよ」

マリ「そっかぁ…
ボクやってみる」

勝利「頑張れ」

コンコン

マネ「あれ、寝てる」

健人「寝かせた
もう撮影?」

マネ「そう
でも、どうしよっか」

風磨「起こすよ
起こさないと怒られるから」

マネ「わかった」

マリ「あなた〜
撮影だってー」

「ん〜…」

聡「疲れが出ちゃった?
グズグズしてるね笑」

「…はぁっ…」

健人「あなた
起きれる?」

「…うん、」

風磨「俺より寝起き悪いからなー」

「起きたよもう」

勝利「じゃあ行こっか」

「はーい」

これは言った方がいいのか言わない方がいいのか…

健人「熱、あるね」

風磨「やっぱ気づいた?」

健人「当たり前でしょ
言わない方がいいかな」

風磨「言ったってあいつは休まねぇよ」

健人「だよね…笑
まぁなんかあったら対応すればいいよね」

風磨「まぁな
下3人は気付いてんのかな」

健人「うーん…
勝利は確実に気づいてるね」

風磨「じゃあ問題は下2人…笑」

健人「まぁそこはいいでしょう

さ、俺らも行くよ」

風磨「うーい」

見守りますかね。

ウチの王子と一緒に

ウチの姫を

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