え…?お兄ちゃんは一ノ瀬さんが好きだったんじゃ…
?え…?
あの時…キスしてたんやないの…?
あ…
___実はあの時…___
智洋!りりにキスして!
は!?何言うとんの…?
しないと…あなたちゃんのこといじめちゃうよ?
…
(りりに顔を近づける)
するわけないやろ。あなたのこといじめようとしても…俺が絶対守るから。
はぁ?何それ!あなたちゃんの彼氏気分なん?笑
彼氏にはなれへんかもしれんけど…俺はあなたが好きや。
…絶対後悔させてやる…
絶対守ってみせる…
___________
ってことやったんよ…実は…
てことは…今まで私は…
勘違い、してたってことやね笑
はいはーい!ここは今から2人の貸切でーす!みんなこの教室から出てくださーい!
(お客さんや皆が出ていく)
___教室の外___
じゃあ私たちは2人のがどうなるんか隠れて見とこ。
賛成!
___教室の中___
あなた…
何…?
俺…あなたのお兄ちゃんやめてもええか…?
え…?
俺は…あなたと家族になるのは…結婚してからがええ…ダメか…?
…私も…お兄ちゃんの妹やめる!
お兄ちゃん…やなくて…智洋くんが大好き!
…/////
?
その呼び方やば…
え?笑
キスしたくなるんやけど…
…ええよ…
いつの間にそんな甘え方覚えたん…?
知らない…
私たちはキスをした。
お兄ちゃんは、今日から私の彼氏となった。
___教室の外___
良かったねー!あなたー!(小声)
ええなー…俺も彩と付き合いたい。
(彩に抱きつく)
はぁ?私たち普通に血繋がっとるし、ウザイから無理。離れて!
えー…
あの!藤井、嫌がってますよ…
…どっちの?
え…?
どっちも苗字藤井やから分かんなーい!ちゃんと名前で言うてよ。
…彩が嫌がってますけど!
…よし!望くん、ちょっと向こう行こうか。
はい…
(去る)
(去る)
俺…この間言いかけたこと…あったやん…?
ん?…あー、あの私がナンパ男に絡まれた時…
あの続き…話してもええ?
…うん…
俺…お前のこと…好きやで。
…私も…ずっと前から好きだった!
ほんま…!?
もちろん!
良かったら付き合ってください!
私でよければ!
___教室から離れた場所___
俺…偉くないですか…?あなたの前で泣きませんでしたよ…!
そうやねー、偉いえらい!
(泣く)
男は失恋して強くなるんやで。頑張って生きてこうや。
はい…
…あなたに伝えたいことあるんやった…!ちょっと行ってきます!
___________
あなた!
どうしたの?望?
これ、
渡されたのは、小さな紙袋。
開けてもええ?
おん。
その中には…あの時の猫の置物が入っていた。
これ…!私が可愛いって言ってた…ありがとう…
俺とあなたが"付き合ってた"って証拠。
…望…ありがとう…!これからも親友でいてね…!
おん。またな。"神山"。
(去る)
あれ…私の呼び方が"あなた"から"神山"に変わってる…なんで…?
まあ、いいや。今度聞いてみよう。
お兄ちゃんが彼氏になるまで…色々回り道しちゃった。
でも…今は幸せやからなんでもええか。
___第1章完結___
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