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第2話

一話
 誰だって忘れたいと思っていることはあるだろう。大きな過ちを犯したことやいじめにあったことなどなど、人によって忘れたいことは様々だ。
 実は僕も忘れたいことがある人間の一人だ。僕にとって忘れたいこと……それは「あの子」が目の前で死んだという事実だ。
 「あの子」というのは僕の友達の祐介ゆうすけ君のことで、彼は僕の目の前で倒れた。

 最初は夏の日差しに負けて、熱中症にかかったのではと思っていた。しかし僕が彼の脈をはかると、脈打つ音が全く聞こえない。それで彼が死んだという事実を思い知る。

 この事件を調査しにきた警察によれば、死因は毒死。どうやら祐介君自身が飲んでいたコーヒーの中に、毒が入っていたようだ。

 その事実から警察は自殺と他殺の両方を考え、どちらが正しい事実なのか調査が進められた。

 結果として自殺であることが判明。

 僕はその事実を聞いて、目を丸くしてしまった。