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第6話

五話
 徐々に意識が薄れていき、目の前が真っ暗になる。

 そして気がついたら、僕の手には「忘れ花」がなかった。「忘れ花」は草がぼうぼうと生えている地面に落ちていたのだ。
さっきまで持っていたはずなのに、落としたのかな?
 ボソリとつぶやいて周りを見渡すと、霧が出ているため辺り一面が真っ白だった。周りにあったはずの木々も薄っすらとしか見えておらず、自分がどこにいるのかも分からない。




 僕は立ち上がり、手探りで神社の出入り口を探すことにした。

 しかし探しても探しても、結局は出入り口を見つけることができない。
(今頃、親が心配してるはずだ。
帰らなきゃ、絶対夕飯抜きだ)
 そんなくだらないことを思いながら、目の前の道を突き進んでいく。