飛行機を降りたら電話しよう。全部思い出したって。初めて会ったあの時計台。僕は彼女に会えたことが嬉しくてあの時計台が大好きになった。彼女との出会い方、話した内容、見た景色、、、すべて思い出した。
、、、もしもし?
うん、全部思い出した。
君のこともあの日のことも。
うん、わかった。またあの場所で。
彼女は電話しながら泣いていた。ほんとに嬉しいって。思い出してくれてありがとって言いながら。お礼を言うのはこっちなのに。でも、彼女の声を聞いた瞬間僕も泣きそうになったのは事実だ。心が動いた。声を聞いただけで安心して、嬉しいと思った自分がいた。
-----現在午後9時-----
空を見上げる。ここは都会だけど、星空はいつもと変わらない。彼女と見たあの星空のように綺麗で、少し泣きそうになった。最近涙もろいなとか思いながら星を眺める。
僕の名前は高野 星。
彼女の名前は花森 空。
"2人は星空だ!"
この言葉の意味はほんとに単純なことしか思い浮かばなかった僕らがお互いに名前を言った時に言った言葉。今、考えても少し幼くて笑っちゃうね。でも、僕らにとってこの言葉は大切な思い出のひとつでこれからも忘れないだろう。そしてまた、僕はあの時計台へ訪れるだろう。
~END~
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作者登場するの遅くなりましたヾ(・ω・`;)ノ
改めまして、Y u m e _🐰と言います( ˙꒳˙ )
初投稿「時計台の下で」を見ていただいてありがとうございます( * ॑꒳ ॑* )
ホームにもチラチラ載せてもらったりして、見てくださる人が増えていって嬉しい限りです(///°∞°///)
吹き出し機能?とかばりばり無視してやってたので「なにこれ見にくっ」って思った人たぶんいますよね...(´・ω・`)スミマセン
さてさて、作品が無事終わったので新作をつくらないと(( ˘ω ˘ *))
いつ投稿できるか分かりませんけどよかったら見てください(*´ω`*)
そして気づいた人もいると思いますけど、作者のわたすぃは顔文字乱用者です( ゚∀゚)ハーハッハッハッハ!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。